九星気学による性格鑑定
本命星が一白水星になる人は、例えるなら水のような性質を持っている人です。九星では水の性質となる星は、この一白水星だけです。
水が状況次第で自在にカタチを変えるように、一白水星の人は、その場の空気に逆らわない柔軟な受け答えをすることに長けています。 周囲への気配りが出来るソフトな性格の持ち主であり、 人との衝突は少なく、周りから浮いてしまったり嫌われたりといったことは少ないでしょう。
一白水星の人は、思索にふけることを好みます。 水が窪んだ土地や穴のあいた地形にたまると動かなくなるように、いつまでも物思いをしているようなところがあります。 思索を重ねて自分の内側を見つめ、その成果として、創造的な作品を生み出したり、人生の真理に気付くことがあるかもしれません。 何か新しいものを創りだす可能性を秘めたクリエイティブな人と言えるでしょう。
中年期に運勢の開ける中年運の人です。 若いころには、正当に能力を認めてもらえないなど、不遇な時期を経験するかもしれません。 しかし、苦労や逆境に耐えて腐らずに努力を継続していくことで、中年期くらいにはそうした努力が実を結ぶでしょう。 そして、中年期以降には、それまでに積み上げてきたものによって安定した晩年を迎えられる傾向です。
注意すべき点を挙げるなら、思慮深くクリエイティブな人ではありますが、その反面、全般的に根拠が曖昧で感覚頼りです。 そのため、ヘンなところで意固地になったり、融通が利かないことがあるようです。 本人からすれば、絶対に自分が正しくゆずれないと考えているかもしれませんが、 必要以上に用心深かったり、単なる頑固になってしまうこともあるでしょう。 普段から人の意見に耳を傾けて視野を広げ、自分の考えと周りの意見のバランスを取るように心掛けてください。
また、ストレスをためやすい一面があるので注意してください。 一白水星の人には、周りに気を遣い過ぎてしまったり、一人で悩みを抱え込んでしまうところがあるようです。 本人にとっては重く苦しい悩みであっても、他人が聞けば案外取るに足らないことだったりするものです。 何かに思い悩む際には、誰かに相談してみることであっさり解決することがあるでしょう。
上記は成人してからの性格の傾向です。 子どもや未成年の頃には、以下の月命星による性格が強く表れます。 10代後半を過ぎたくらいから、徐々に本命星の影響が強くなってくるとされています。
ただし、子どもの頃の性格は、当然ながら、大人になってからも影響を残します。 成人を鑑定する場合にも、以下の月命星による性格判断も参考にしてください。
本命星と月命星が共に「一白水星」で、同じになるようです。 このような場合には、上記の傾向が特に強くなるとお考えください。
※上記の占い結果は、九星の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“九星ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
本命星や月命星がどの星になったから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。