九星気学による性格鑑定
本命星が七赤金星になる人は、例えるなら金気の性質を持っている人です。 九星には金気の性質となる星が、六白金星・七赤金星の二種類あります。その中で七赤金星は、金属の塊というより、もう少し軽いお金(特に紙幣)のイメージです。
七赤金星の人を一言で表すなら、道楽者です。 金運に恵まれており、人生全般を通じて金銭的に困ることはあまりありません。 ただし、金運が良いと言っても、がっぽり稼いで財産を蓄えるといった傾向ではなく、 お金に困ることは少ないけれど、入った分だけ出ていくといった傾向の金運です。
仕事人間というよりは、美味しいものを食べたり、お酒を飲んで楽しんだり、趣味に没頭することなどに生きがいを見出すタイプでしょう。 何かを学んだり、習い事が好きな人も多いようです。
性格的には物腰が柔らかく、人当たりが良いでしょう。基本的に楽観的で人から愛される性格であり、軽い話題で周りを楽しませます。 軽率なところもありながら、どこか憎めない可愛らしさがあり、周りからの助けを得やすいでしょう。 例えば、仕事を失っても誰かから新しい職場を紹介されたり、自分ではこなせない仕事を抱えても誰かが手伝ってくれたりといったことです。
注意点を挙げるなら、七赤金星の人は、楽しみのためにお金を使うことを惜しまないところがあり、無駄遣いが多くなりがちです。 それが悪い方へ出ると、例えば、必要もないのにローンを組んで高級車を購入するなど、しなくても良い借金をしてしまうことがあるかもしれません。 人生を楽しもうとする姿勢は素晴らしいのですが、無理のない範囲で贅沢を楽しむようにすると良いでしょう。
また、仕事の手を抜いたり、怠け癖がついたり、慢心しやすい面があります。早めに仕事を引退して、人生を楽しみたいと考えている人もいるかもしれません。 もちろん遊ぶことも大切ですが、やはりそればかりではなく、仕事は仕事、趣味は趣味としてメリハリをつけ、時には自分自身を厳しく律することも必要でしょう。
七赤金星の人には、生まれ持った軽さ、明るさがあります。 多少うっかりした言動があっても、どこか許せてしまえる愛嬌を備えています。 難しく考え込んで深刻に悩んだところで世の中の諸問題が解決するわけでもなし、 ハッピーに人生を楽しむ美学を貫くのもまた筋の通った生き方でしょう。
女性は、流行に敏感で話好きでしょう。異性からの誘いに弱い恋多き女ですが、ジメジメと深刻な恋愛に思い悩むというよりは、軽やかに恋を楽しむことのできるタイプでしょう。
上記は成人してからの性格の傾向です。 子どもや未成年の頃には、以下の月命星による性格が強く表れます。 10代後半を過ぎたくらいから、徐々に本命星の影響が強くなってくるとされています。
ただし、子どもの頃の性格は、当然ながら、大人になってからも影響を残します。 成人を鑑定する場合にも、以下の月命星による性格判断も参考にしてください。
本命星と月命星が共に「七赤金星」で、同じになるようです。 このような場合には、上記の傾向が特に強くなるとお考えください。
※上記の占い結果は、九星の解釈に基づいて性格の傾向を解説したものです。 あくまでも“九星ではそういう傾向があるとされている”ということであり、 性格診断テストのような科学的根拠があるわけではありません。
本命星や月命星がどの星になったから良い、あるいは、悪いという解釈のしかたは正しくありません。 どの星であれ、それを長所として伸ばせば良い星となりますし、短所として増長させてしまえば悪い星となるでしょう。
この占いを利用することで運勢が良くなったり、思いがけない幸せが訪れたりするというものではありませんが、 この占いを楽しんで、普段の生活のご参考にしていただければ幸いです。